卵巣がんの症状「卵巣について」 |
卵巣という臓器卵巣は子宮の両脇にひとつずつある臓器で、生殖細胞である卵子を作っている直径2〜3センチのうずらの卵くらいの大きさの臓器です。 この卵巣には、卵子のたまごである「原始卵胞」が数百万個あり、思春期になると成熟して「原始卵胞」を約1ヶ月に1度、1個ずつ卵子になり、 また、卵巣には女性ホルモンを分泌する機能もあり、排卵の準備をするエストロゲン(卵胞ホルモン)・黄体期(排卵後〜次の月経)に分泌され排卵を抑制するプロゲステロン(黄体ホルモン)の2種類の女性ホルモンが分泌されます。 プロゲステロン(黄体ホルモン)は、妊娠前は子宮に卵子が着床しやすい状態を作り、妊娠後は赤ちゃんが成長しやすい状態を作る作用をしています。 以上の事から卵巣は、女性にとって非常に重要な臓器であると言えます。 卵巣がん 卵巣がんは自覚症状が少なく、発見されにくいという特徴の癌です。これゆえ卵巣は沈黙の臓器とも言われています。 卵巣がんにかかって事がある家族を持つ場合、その人自身が卵巣がんにかかるリスクも大きいガンです。 卵巣がんの症状卵巣がんでもっとも怖いのが初期では、ほとんど症状が無いということです。 卵巣がんの中にも「転移しやすいがん」「転移しにくいがん」があり、転移しにくい卵巣がんは腫瘍が小さいうちは子宮の定期健診などで発見されることがあります。 これとは違い、「転移しやすい卵巣がん」は卵巣内であまり大きくならないうちに転移してしまいます。 このガンで最も多い転移は腹膜播種(ふくまくはしゅ)です。 腹膜播種 卵巣がんは、卵巣表面から腹膜に広がっていきます。 リンパ節に転移すると腹部大動脈の周りのリンパ節や、骨盤内のリンパ節が腫れて、次第に胸や首のリンパ節へと広がることもあります。 転移のない卵巣がんは手術だけで治療できますが、転移のある場合には手術と併行で化学治療も行われます。 診察やエコーで腫瘍が見つかっても、それだけでは良性・悪性を判断できません。
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